旺盛なEUV需要を捉える「攻めの前倒し」
日経新聞に非常に明るいニュースが出ていました。ADEKAが、EUVをはじめとする先端半導体向けレジストの重要素材である「光酸発生剤」の生産能力増強を、なんと2年前倒しして2028年9月の営業運転開始に向けて動くという発表です。投資額は約10億円で、千葉工場の製造ライン増設により生産能力を従来比2倍に引き上げるとのこと。
競合(東洋合成工業など)と比較した強みと期待感
半導体材料の分野では、競合である東洋合成工業なども先端レジスト向け感光材(光酸発生剤など)で高いプレゼンスを持っていますが、日本勢が世界シェアの大部分を握るこの領域において、ADEKAが旺盛な先端半導体需要(特にEUV微細化の流れ)を逃さず、前倒しで供給体制を強化しにかかったのは非常に心強い動きです。
単に守りを固めるだけでなく、次世代の金属酸化物レジスト(MOR)向けプラントの展開も含め、成長ドライバーを着実に前進させている点は長期的にも非常に魅力的。日本の素材メーカーの底力を感じる、ワクワクするニュースですね!
📌 今回のニュースのポイント
- 対象: 先端半導体向けレジスト「光酸発生剤」
- 計画前倒し: 2年前倒し(2028年9月稼働へ)
- 規模: 投資額 約10億円 / 生産能力 従来比2倍に増強

